タロー!プロジェクト -2ページ目

天気:吹原さん、ありがとうございました。

昨日の朝、目が覚めてスマホを開いて最初に入った文字が、「脚本家の吹原幸太さんが急逝されていた」という文字。

(タレントのフィフィさんのツイート)

しかも2ヶ月も前にお亡くなりになっていたとのこと。

 

…全く気付かなかった。

 

私、吹原さんの劇団が大好きだったのに。

 

コロナ禍の中、吹原さんが何度も上げてくれていた過去の作品映像を楽しみにしていたのに。

 

2006年。

社会人になって4年目。

初めて観たポップンマッシュルームチキン野郎(PMC野郎)の舞台を観て、ドハマリしました。

それから、新作が発表されるたびに劇場に向かいました。

当時、ブログ全盛期だったこともあり、「観劇レビュー」と称して、公演の感想をブログに書いていたところ、吹原さんがそれを見てくれていて、「また観に来てください!」とメッセージをいただいたこともありました。

それもあって、舞台後の見送りの際に挨拶させていただいたこともありました。

 

それから吹原さんはどんどん売れっ子になり、テレビドラマや映画の脚本も手掛けるように。

『オトメン(乙男)』、『頭に来てもアホとは戦うな!』、『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』などは有名どころだと思います。

 

私より若くて、まだまだこれから世に作品を残していく人だったはずなのに…

 

ショックです。

本当にショックです。

 

今はただ、吹原さんの御冥福を祈ることしかできません。

吹原さん、これまで世に素晴らしいエンターテインメントを数多く生み出してくださり、本当にありがとうございました。

 

天気:袋の厚み。

ふと、部屋の隅からこんなものを見つけた。

 

昨年、両親と3人で台北を旅行した際に手に入れたレジ袋。

街中のその辺のスーパーで買い物をするともらえるただのレジ袋だが、割と作りが立派で、しかもなんかホログラムのシール(左下)も貼ってあったりして気になっていたので捨てずにとっておいたものであった。

 

いや、「もらえた」というのは間違いか。

このレジ袋は有料だった。

実際のところ、レシートにはしっかり袋代も入っていた。

 

日本でも、7月1日から全国でレジ袋が有料となる。

 

ただ、日本のレジ袋有料化基準にはちょっと条件があって、

「バイオマス原料を含む」だとか「海洋生分解性プラスチック」だとかいう場合は、有料化されないのです。

そして、その条件はもう一つあって、「厚さ0.05mm以上」のプラスチック製レジ袋は、有料化の対象外となっている。

 

これは、十分な強度を持った袋であれば、繰り返し使用できるから。という考えに基づくものなのです。

 

そこで、さっきの台北市のレジ袋。

「割と作りが立派」と書いた通り、厚みもけっこうありそう。

簡単には破けなさそうだ。

 

この袋の厚みって、どれくらいなんだろう?

もしかしてこの厚みが「0.05mm」くらいなのかな?

 

そんな疑問が沸いてきたので、調べてみることにした。

 

まずは「台北市 レジ袋」で検索。

 

すると、同じレジ袋の写真が載っているニュースの記事が出てきた。

記事によると、台湾は2018年からレジ袋の提供を禁止しているとのこと。そして、台北市などは市指定のレジ袋を作り、これのみ有料販売を許可しているのだとか。

ちなみにこの指定レジ袋、ごみ袋用の指定袋としても使えるとのこと。なるほど。

 

さて、肝心の厚みはまだわからない。

そこで、今度は袋の名前「台北市環保両用袋規格」で検索してみると、台北市の環境保護局公式サイトが出てきた。

このページの「臺北市環保兩用袋樣式、規格」と書いてあるPDFファイルを開いてみると…

 

あった!

 

 

見つけました。

この資料によると、袋の厚みは0.04mmとのこと。

惜しい、日本の有料化対象外にはならないようだ。

 

とはいえ、「この袋よりもさらに厚いものじゃないと有料化の対象外には当たらない」というのがわかっただけでも収穫。

いい成果となったと思う。

 

それにしても、便利な時代になったもんだ。(しみじみ)

 

 

 

 

 

 

天気:鶏モモ肉を4枚食った日。

最後のブログ更新から5ヶ月が経ちました。

 

かつて、何かに取り憑かれていたように毎日ブログを更新していた太郎でしたが、5年ほど前から徐々に更新頻度が減っていき、ついにはこんな有様に。

 

「ブログはサービスが終了しない限り残すことができるし、文字数の制限に縛られることもない。写真や動画も自由に上げられる。ツイッターより良いじゃないか。」

と思っていた時期が私にもありましたが、

ツイッターの手軽さ、「リツイート」という利便性、そしてデメリットだと思っていた文字数制限が、表現の推敲を強制的に行う役目を持ち、読む側にとっても手軽に流し読みできるという環境を整える結果となったため、ついつい助長的な表現に陥りがちなブログから離れてしまうのも無理のないことだったのかもしれません。

(個人的には、ブログの「トラックバック(TB)」という機能が育たなかったのが残念でした。)

 

あくまでも「つぶやきツール」「ミニブログ」だったはずのツイッターですが、コメントやリツイート、「いいね💛」という制限された機能が搭載されており、制限されたが故の活発なコミュニケーションが交わされ、暗黙かつ多様なルールができあがっているのを目の当たりにすると、ブログの衰退も止む無しなのかと認めざるを得ない気持ちになるのです。

 

とはいえ、私も10年以上ブロガーだった立場。

例え人様に読まれることは無くなっても、このブログは可能な限り残していきたいのです。

それは、何よりも自分のため。

なぜかというと、私はこの「ブログ」というツールのおかげで、文字で感情を表現する楽しさを知ったしまったからです。

 

「表現」

それは、内なる感情を形にする行為。

 

文章であったり、造形であったり、映像であったり、ダンスであったり、演劇であったり。

その手法は無限にあります。

 

手法とは「芸」であり、手段とは「術」。

世の中の表現は、いずれも「芸の術」に成り得ると思うのです。

上手いとか、下手だとか、そんなことは関係ないのです。

大切なものは結果。結果として、その「表現」が誰かに伝わるのならば、それは立派な「芸術」として成り立っているのだと思っています。

 

 

あまりにも久しぶりのブログ過ぎて、本題に入る前に言葉が溢れてきてしまいました。

こういうこともあるので、やっぱり定期的にブログはやるもんですね。

 

で、その本題なんですけれど、今日は指宿のタイヨーで鶏モモ肉を4枚買ってきまして、昼飯で2枚、晩飯で2枚食ったんですよ。

さすがに私も多いとは思いましたがね。

 

で、

 

昼に食ったのがこちらの鶏モモ照り焼き。

 

夜に食ったのがこちらのチキンカツ。

 

照り焼きは、砂糖醤油に漬けた鶏肉を、予熱したスチームオーブンで20分焼いたもの。こんがりと良い焼き色が付いていました。

 

チキンカツは、本当はちょっとやってはいけないのですが、衣を二度付けしてしまったので非常にボリューミーでした。

最近、「パン粉を細かく砕いたのを混ぜると、食感が良くなる」という技を覚えたので、揚げ物が捗ってしまい困ります。

 

まぁ美味かったです。

 

特に、昼飯に食った鶏モモ照り焼きは良かった。

またやろっと。

 

 

 

天気:母の味。

昨日、実家で母親の作ったカキフライが美味かったので、「これどうやって作るの?俺には作れん。」と聞いたところ。
「別に特別なことはしてないぜ?ただ、卵は白身だけ使うこと。黄身はタルタルソースに使いな。」
との返答が。
 
ううむ、料理界にはまだまだ俺の知らない深淵が広がっている。
勉強になるぜ。
 
あと、食後に食べたミカン「紅まどんな」が美味かったのでご報告しておきます😋
「ゼリーみたい」という前評判ぴったりのジューシーさでした。


天気:薩長ダービー。

 

例えば、

プロ野球で言うと、阪神と巨人の試合は「伝統の一戦」と言われる。

 

例えば、

早稲田大学と慶応義塾大学のスポーツ交流会の試合は「早慶戦」と言われる。

 

何かしらのライバル関係にある両者が対戦する場合は、特別な名称がつくものだ。

だがしかし、これが「阪神巨人ダービー」とか「早慶ダービー」と呼ばれるかと言うと、そんな呼び方はしていないと思う。

 

明日の2019年J2第37節、鹿児島ユナイテッドFCとレノファ山口FCの試合を「薩長ダービー」と呼んでいる企画を見かけるが、私個人としては、このJFL時代から使われている「薩長ダービー」に違和感を感じている。

 

「ダービー」とは、何かしらの共通項を持つ両者の間に成立する試合のことを指すのだと思う。

同じ土地であったり、同級生であったり、同じ志を持つグループであったり。

 

では、鹿児島(薩摩)と山口(長州)は「ダービー」なのか?

鹿児島と山口は別物である。それ単体では目立った共通項は持っていない。

たぶん、「薩長同盟があるじゃないの」と思われる方もいるのではないかと思うが、それならば「薩長ダービー」ではなく、「薩長同盟ダービー」と呼ぶべきだろう。

 

それでいながら、互いに何か特別な対抗意識を感じてしまうのは、その「薩長同盟」を含めた幕末のあれこれがあったことに他ならないからだろう。

ただ、ご存知の通り、薩摩と長州は主義主張が必ずしも最初から一致していたわけではなく、度重なる折衝をもって同盟にこぎつけた経緯がある。

ライバル視するのは大いに結構。

試合もその背景を背負って盛り上がって欲しい。

 

私個人の思いで今さら「薩長ダービー」の名称が変わるとも思っていないので、今後、「薩長ダービー」という言葉を見聞きしたときは、心の中で「それは『薩長同盟ダービー』の略称なのだ」、と自分を納得させながら生きていこうと思います。